昨日はプロ野球ドラフト会議だったので
今日はその話をさせてください。
我らが東京ヤクルトスワローズはハンカチ王子こと
斎藤祐樹くんを1位指名したものの抽選の結果外してしまいました。
交渉権を獲得したのは北海道日本ハムファイターズ。
斎藤くんの経歴は
早稲田実業高校時代に甲子園で優勝し
その後早稲田大学では通算31勝を挙げているのは言わずもがなで
実力としては申し分ないものがあります。
加えて持ち前のクレバーな投球術を駆使して
来年は早速プロで活躍できると僕は思っています。
今日はそんな斎藤くんがもたらす商業的な効果というのを
デザイナーであると共にいちビジネスマンとして考察したいと思います。
かつて彼程アマチュア時代からここまで注目されていた選手がいたでしょうか?
古くは江川卓(作新学院→法政大学→阪神→即巨人へトレード)が思い浮かびますが
彼はマスコミがヒールに仕立て上げようと、悪い意味での注目度だったように思います。
または松坂大輔(横浜高校→西武→レッドソックス)は高校3年時に注目され
すぐにプロ野球に入団したので期間としてはそれほど長いものではありませんでした。
去年西武に入団した菊池雄星くんも松坂と同じくらい騒がれましたが
入団してから怪我をして今は何をやっているのか
そこまでプロ野球に詳しくない人からはその存在すら忘れられています。
しかし斎藤祐樹くんの場合は
その真面目な性格やさわやかな笑顔が多くのファンを作り
野球人としてはこれ以上ないエリートコースを歩み
さらにその注目に押しつぶされない結果を実力で示してきました。
高校3年の時から現在大学4年まで実に5年間も注目され続けてきたのです。
ハンカチ王子というニックネームは社会現象にまでなり
この人気はこれからも続くのではないでしょうか。
ちょっと野球に興味のある人なら
斎藤君が登板する試合は見に行ってみようと思うでしょう。
特に日本ハムのパリーグは予告先発制です。
登板は前日にはわかるので、彼が投げる日は球場が満員になるのは想像に難しくありません。
これだけでも北海道はずいぶん盛り上がるというわけです。
アウェイで戦う時も
斎藤君みたさに他チームのファンで球場が埋め尽くされるでしょう。
またユニフォームや(たぶんハンカチも販売されるのではないでしょうか)グッズも飛ぶように売れるでしょうし
オフにはテレビ番組に引っ張りだこ。
ひとりの選手の入団がここまでの経済効果をもたらすわけです。
日本ハムにとっては
来年のオフにはエースのダルビッシュ投手がポスティングシステムでメジャー移籍が濃厚なので
斎藤君のようなスーパースターの入団は願ってもないことだったに違いありません。
それにしてもひとりの選手が球場を満員にできるなんて斎藤君以外では考えられません。
高校時代ライバルだった楽天の田中将大投手でもここまでの集客力はないでしょう。
そういえば田中投手との投げ合いも見所のひとつですね。
とはいえ
それもこれも斎藤君が怪我なく自主トレからキャンプで身体を作って
万全の体勢でプロの舞台に立てる準備をする事が必要です。
怪我をしたり実力不足で戦力にならなかったりではこの経済効果もないに等しいですからね。
「無事これ名馬」とは良くいったものです。
しかし斎藤くんがプロの球団からいちばん評価されていた部分は
プレッシャーの中で結果を出し続けるそのタフな精神力と
大学で31勝もの勝ち星を挙げ、ずっとエースとして投げ続けた強靭な肉体です。
僕の心配をよそに
1年目からガンガン活躍してくれる事を願っています。
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